高齢者の便秘解消のために家族ができること【まとめ】

便秘解消 アイキャッチ やってみたこと

いつからかはハッキリ覚えていないのですが、
毎日あったおばあちゃんの排便が、出たり出なかったりするようになってしまったんです。
だんだんと寝ていることも多くなり、活動量が減ったからというのもあるのでしょうけど、
何日も出ないと下剤や浣腸などの処置をする必要もあり、
おばあちゃんにも負担になってしまうので、なるべく薬を使わずに出る方法がないか試してみました。

そのせいなのかハッキリと言えませんが、現在は2日に1回は出るようになっています。
それらの方法が、たまたまうちのおばあちゃんには合っていただけかも知れませんが、
我が家でやっている方法をいくつかご紹介したいと思います。

その前に便秘についての軽く解説しますね。

便秘ってどのくらい出ないと便秘なの?

便秘の定義は曖昧のようで、排便の間隔だけで便秘と判断するのは不十分という考えのようです。

「排便の頻度が週2回以下で、便が硬く、排便困難、残便感がある状態」や
「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」と考える専門家もある

wikipediaより

毎日排便があっても、残便感があれば便秘と考えるとなると、
自分の状態が正確に伝えられない高齢者は見過ごされやすいこということにもなってしまいます。

ただこの内容からすると、3日以上排便がない場合は便秘と考えて良さそうな気もします。

何日くらい出なくても大丈夫なのか?

腸の状態や食事量にもよるので、一概には言えないですが、
4~5日排便がなければ、かかりつけのお医者さん、もしくはケアマネさんや訪問看護さんに相談するのが良いでしょう。

うちのおばあちゃんは最長で、1週間出ないときがありました。
さすがに心配で、看護師さんに相談したところ、
お腹の張りを看てもらったり、聴診器でお腹の音を聞いてもらい、
腸の運動が弱いものの、動いてはいるとアドバイスを頂きました。
食事の量も少なくなっているので、便量が少なく出ないのかも知れないということで、
下剤や浣腸などは使わずに様子をみることにしました。
その後、直ぐに排便があったので、ホッとしたのを覚えています。(ヤレヤレ)

看護師さんはこれらの方法で腸の状態をある程度把握することが出来るようなので、
便秘で心配なときは相談してみてください。

便秘の原因

便秘の原因について調べてみたのですが、
予想される理由が意外と多かったので代表的なもののみ書き出してみます。

  • 食事量の低下
  • 水分不足
  • 筋肉の減少
  • 食物繊維がすくない
  • 下剤の習慣性
  • 自律神経の乱れ

食事量の低下以外は、若い人でも当てはまる人がいるのではないでしょうか。

施設の職員さんの言うには「お通じがないと落ち着かなかったり元気がない人がいる」というのです。
現場の人は、体の不調やメンタルの状態と便秘は関係あるのではないかと感じているのでしょう。

便秘を放っておくとどうなるの?

便秘を放っておくと、便が腸の中で固まってしまい、腸閉塞や直腸潰瘍などになり、
その後、虚血性腸炎などの合併症を引き起こすことがあるようです。

恐ろしい・・・。

これはなんとしても排便させてあげたいのですが、
なるべくなら下剤や浣腸ではなく、家庭でどうにかならないかと試してみました。

便秘改善で試してみたこと【食事編】

若い人なら運動によって排便を促すことも出来るのでしょうけど、
高齢になると運動をするのも難しいです。
普段の生活で気をつけていることと、便秘対策として食べている食品についてピックアップしてみました。

水分を多めにとる

高齢者はなかなか水分をとってくれないですよね。
うちのおばあちゃんは嚥下の障害があるので、とろみをつけたりと手間がかかり、
介護する側もちょっと大変。
それでも便秘にならないように、お茶だったり、スポーツ飲料だったり、ジュースだったり色々品を変え、
一日1500ccを目標に飲んで貰っています。

ヨーグルトを食べる

ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸の中の環境を良くして、便の状態を改善するといわれています。
おばあちゃんは毎食後に大さじ2杯くらいのヨーグルトを食べるようにしています。

オリーブオイルを意識して使う

以前テレビでオリーブオイルが便秘にいいという情報を聞いて、
オリーブオイルを積極的に使うようにしています。
オリーブオイルのオレイン酸が腸壁で潤滑油となり摩擦が減り便秘が緩和されるとのこと。
おばあちゃんの場合ですが、1日で小さじ1~2杯程度摂取しています。

ハチミツを食べる

1日にスプーン1杯のハチミツを食べるようにしています。
ハチミツには整腸作用があり、便の硬さも程よくする効果があるそうです。
私事ですが、あまり沢山食べるとお腹が緩くなります。
大学イモ、美味しいんですけどね。

便秘改善で試してみたこと【マッサージ編】

お腹のマッサージ

お腹のマッサージをする前に、「お腹のマッサージをするね」と声掛けをしてから始めてくださいね。
お腹は弱点でもありますから、本人が嫌がるようでしたらあまり無理をせずに。

お腹マッサージ

衣服の上からでも大丈夫です。
直接肌を触る場合は、ご自身の手が冷えていないことを確認して頂いて、もし手が冷たかったら温めてから優しくマッサージしてください。

大腸に沿って円を描くように軽く押し込む感じでマッサージしてみましょう。
便があると手に少し引っかかる感触がありますので、優しくゆっくりと動かしてください。

おばあちゃんがお世話になっていた介護施設でもこういったマッサージをやってくれていました。

足裏のマッサージ

足裏にある、腸に関連するツボを押してみましょう。
位置は踵の骨よりちょっと上の辺りです。

便秘解消の足つぼ

この辺りは、大腸、小腸、膀胱などのツボが集中していますので、凝っているところがあればまんべんなく指圧しましょう。
足裏をマッサージしているとお腹が鳴ることもあり、効いてるのかなって思いながら押しています。
でも、あまり強く押しすぎないでくださいね。
血液サラサラのお薬を飲んでいると内出血しやすいので。(はい、押しすぎました)

便秘改善で試してみたこと【生活編】

体を冷やさない

足は少しでも冷えたら、電気毛布で温めたりします。
端座位で食事をしたり、トイレに座ったあとは、すぐに足の温めるようにしています。
冷たい食べ物(飲み物)はなるべく控えて、胃腸を冷やさないようにします。

安心して暮らす

ストレスと、便秘は関係が深いと考えます。
ストレスなどから過敏性腸症候群(IBS)になる方もいますが、
高齢者の中にも、きっとストレスでお腹の具合が良くない人がいると思います。
うちのおばあちゃんは施設に通っていたとき、数年に渡ってショートステイの日だけ排便がないという状態でした。
元の性格や認知の程度などによると思いますが、便通とストレスは大いに関係があるのではないでしょうか。

まとめ

高齢者の便秘解消のために家族にできることをまとめてみました。
このページで紹介した方法は実際に我が家でやっているのですが、
うちのおばあちゃんは平均して2日に1回は排便があります。
もちろん波もありますし、たまたまうちのおばあちゃんにあっていただけかもしれませんので、万人の便秘を解消できるとは思いませんが、お金もあまりかかりませんので、下剤のお世話になる前に試してみるのも良いと思います。

それでも出ないときはお医者さんに相談してみてくださいね。
市販の下剤は強力なので、お医者さんに相談して弱めの下剤から試してみるといいと思います。

便秘はご本人にとっても苦しいことですし、出ない日が続くと家族も不安でイライラしてしまいますから、なるべく解消してあげたいですよね。
このページの情報が少しでも多くの高齢者やその家族のお役に立てれば幸いです。

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