認知症にMCTオイルは効果があるのか【5年間使ってみました】

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MCTオイルを摂取することで、認知症患者の認知機能が改善するという話を聞くことがあります。
この話に関しては、ある程度エビデンスがあるのですが、まだまだ研究段階という感じです。
それでも認知症の患者を家族に持つ者にとっては希望の光であり、実際に認知症で介護度5のうちのおばあちゃんもMCTオイルを5年間使い続けています。
このページではMCTオイルを使ってみて認知機能にどんな変化があったのかお話ししてみたいと思います。

認知症にMCTオイルは効くのか

認知症には、アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性と大きく分けてこの3つのタイプがありますが、
その中でもアルツハイマー型の患者さんがMCTオイルを摂取すると認知機能テストの結果が改善するという結果があります。

実験内容を簡単に説明するとMCTオイルを毎日20g(小さじ4杯)摂取し、それを90日間続けたグループと、サラダ油などの油を毎日20g(小さじ4杯)摂取し、それを90日間続けたグループの認知機能を比較したところ、MCTオイルを摂取し続けたグループの認知機能が改善したというものです。

引用元:【日清オイリオ MCTサロン】
https://www.nisshin-mct.com/contents/page198.html

それとは別に2016年に国立精神・神経医療研究センターと明治が共同で行った実験ですが、認知症ではない人の認知機能がMCTオイルで改善されたという調査結果もあります。
どうやらMCTオイルには脳の働きを改善させるような働きがありそうです。

脳血管性の認知症には効果がない

うちのおばあちゃんは脳梗塞をしてから認知症になってしまいました。
少しでも脳の機能が改善すればと思い、91歳から5年以上MCTオイルの使用し続けています。
量にすると一日、小さじ1杯~2杯くらいです。
認知機能が改善したかというと、残念ながらあまり変わりません。
摂取量の目安は一食小さじ1杯から大さじ1杯と言われておりますので、十分な量とは言えないですが、やはりアルツハイマー型にしか効果がないのでしょう。

アルツハイマー型にしか効果がない理由

脳は通常時においてブドウ糖をエネルギーとして働いています。
アルツハイマー型の認知症の人は、何らかの理由でブドウ糖をエネルギーとして使えなくなっているのではないかという説があります。
そこで注目されているのがケトン体です。
ケトン体は肝臓で作られる代謝産物で、人間はこのケトン体も脳のエネルギーとして利用できる仕組みになっているのです。
ケトン体を作るときに必要になるのが脂肪なのですが、脂肪の中でも中鎖脂肪酸であるMCTオイルが効率よくケトン体を作れるのです。
こういった理由からMCTオイルを摂取することで、体の中でケトン体が多く作られ、脳ではブドウ糖に代わってケトン体が利用され認知機能が改善するというわけです。

誤解の無いように付け加えますと、アルツハイマー認知症が治るとか、認知機能が正常に戻ったという話ではなく、あくまで認知機能のテストの結果が改善したというお話です。

祖母の場合は脳血管性の認知症で、すでに脳の一部が損傷した状態です。
こうなってしまうと、ケトン体があっても認知機能は改善しないのだと思われます。

栄養補給とお通じが良くなる効果もある

5年間MCTオイルを使ってみて、90歳以上の高齢者がMCTオイルを飲み続けても特に健康被害がないことと、カロリー摂取に有効である、お通じが良くなるという効果もありました

MCTオイルは他の食用油(サラダ油やオリーブオイル)よりも体への消化吸収が良くエネルギーに変換しやすい油でもあるのです。
以前は、油というとちょっと体に良くないイメージがありましたが、近年では良質の油は適量摂取した方が良いという考えが広まっています。
普段の食事に少しMCTオイルを加えるだけで、カロリー量が増えるので、食が細くなってきた方にもおすすめですよ。

さらに、うちのおばあちゃんは便秘も改善しました!(個人の感想)
そんな効果があるのかとネットで調べてみたら、若い方でもMCTオイルで便秘が改善された方がいるので、おそらく便秘解消にも効果もあるのだと思います。
これは思わぬ発見だったのですが、栄養もとれて便秘にも効果があるので、我が家では毎日使い続けています!

MCTオイルの栄養補給について詳しく書いた記事はこちら

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