結局ケアマネージャー選びは介護関係者に聞くのが一番!

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介護を始めたばかりの家族にとって最初の事業所選び、ケアマネージャー選びは分からないことだらけで苦労するんですよね。
「選ぶ」といっても、最初は情報が少なく直感で決める人が多いのではないでしょうか。
運よく素晴らしいケアマネージャーさんに当たれば良いのですが、そうでない場合もきっとあると思います。
我が家では現在4人目ケアマネージャーと契約中ですが、ケアマネージャー選びでわかったことを書いてみます。

目次

ケアマネージャーとはどんな存在なのか

ケアマネージャーは「介護支援専門員」というのが正式名称で、
介護サービスを利用する者(家族)にとってのマネージャーでありアドバイザーとなる人のことです。
利用者の状態にあわせて、必要なサービスの提案や計画などを担ってくれます。

デイサービスや宿泊、介護用品のレンタル、訪問看護、訪問介護などあらゆる事業者と連携をとってくれますし、
これらのサービスを利用する場合はケアマネージャーと契約するのが一般的です。

一般的なケアマネージャーとの契約までの流れ

ケアマネージャーが所属している事業所を「居宅介護支援事業所」といいますが、
ネットで調べると管轄の居宅介護支援事業所のリストが出てきます。
その中から事業所を選び、連絡を入れて「介護を始めたいと思うのですが」と相談します。
最初は相談員さんが対応してくれますが、
途中からケアマネージャーさんが登場し色々相談に乗ってくれます。
そして後日、利用者の状態を見ながら、そのケアマネージャーさんと契約する流れになると思います。

ケアマネージャー選びに苦労するのは公開されている情報が少ないことが原因

先ほど「居宅介護支援事業所リストの中から一つ事業所選び」と書きましたが、
知らない事業所の名前ばかりで、選択に苦慮すると思います。
事前に情報が無い場合、直感で選ぶしかありません。
この辺りが最初のケアマネージャー選びを難しいと感じさせている原因だと思うのです。
最初からベストな選択ができないのが普通だと思ってください。

事業所の中にも複数ケアマネージャーさんが在籍しており、誰に当たるかは運次第。
また所属しているケアマネージャーの経歴やプロフィールなどが公開されているといいのですが、
自分の知る限りではそこまで気の利いた事業所は知りません。
本当に最初のケアマネージャー選びは運次第なので、
この方法ですばらしいケアマネージャーとめぐり会えたらラッキーなのです!
でも、よくないケアマネージャーに当たってしまうことだってあるのです。

ケアマネージャーと反りが合わない場合はいつでも変更可能! でも変更前には下調べを

一度契約したからといって、ケアマネージャーを変更できないわけではありません。
いつでも変更が可能です。
でもその前に、次のケアマネージャーについて下調べをしておきましょう。
施設の利用回数がある程度あれば、介護職員さんとも仲良くなっていると思いますので、
「実は**な理由で、ケアマネージャーを変更したいと考えているんだけど、誰か良い人いない?」と相談してみましょう。
ベテラン介護士や施設長さんに、「どういったタイプの人が良いのか」など具体的に相談してみると良いでしょう。
可能なら変更前に候補のケアマネージャーに会っておくのも良いと思います。
変更手続きは新しいケアマネージャーにお願いすれば、後はお任せで大丈夫です。
ケアマネージャー変更後には利用している全事業所+新ケアマネージャーを入れたミーティングが発生しますので、その点だけは事前に承知しておいてください。
ちなみに旧ケアマネージャーは同席しませんので、その点は心配は入りません。

ケアマネージャーは介護サービスを利用する上でとても重要なパートナーですが、
今のところ利用者側はケアマネージャーを比較し検討するだけの情報を貰えない制度になっています。
この制度はやや理不尽にも思いますが、逆に言えば代えることを前提にした制度でもあると言えます。
人間同士なので折り合いは大切ですが、誠意のないケアマネージャーに当たったら交代してみるのも良いと思います。
良いケアマネージャーと出会えるかは、介護関係者との日頃からの付き合いが大切ということです。

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この記事を書いた人

1982年生まれ。 おばあちゃんに可愛がられて育つ。
脳梗塞で介護度5になってしまったおばあちゃんの介護を通して、感じたことを発信しています。

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