高齢者の巻き爪対策と割れない爪の切り方

アイキャッチ 爪切り
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高齢者の場合は爪にトラブルを抱えていることが多く、爪切りも結構難しいですよね。
訪問看護さんも毎週爪のチェックをしていくくらい、爪のお手入れは気を遣うところです。
このページでは訪看さんに教えて貰った切り方についてシェアしたいと思います。

その前に、巻き爪と爪の病気についてお話しした後に、爪切りについてお話ししてみたいと思います。

目次

指先を使わないと巻き爪になりやすい

巻き爪の原因は色々あるようですが、病的な場合を除くと、
指先に力がかからないこと巻き爪の原因になるようです。
逆に指に力がかかり過ぎる仕事をされている方の爪は平だったり、反り返ってしまうそうです。(スプーンネイルと言うようです)

うちのおばあちゃんは片麻痺があるのですが、麻痺側の爪がすべて巻き爪になっているわけではないので、必ずしも使わないと巻き爪になるというわけではなさそうですが、原因の1つということだと思います。

浮き指と巻き爪

足の爪の場合、歩行が出来ていて指に力が掛かっている人でも、数本だけ爪が巻いてしまうことがあります。
これは、その指に圧が掛かっていない、浮き指という状態が原因かもしれません。

浮き指のチェック方法

用意するものは、幅1センチ×長さ5センチに切ったコピー用紙(チラシでも可能)

チェックする人に姿勢よく立ってもらい、切ったコピー用紙を足の指と床の間に滑り込ませます。
指と床がピッタリくっついていれば、コピー用紙は滑り込みませんが、指が浮いているとコピー用紙が滑り込んでしまいます。
この方法で、どの足の指に圧が掛かっていないか調べることができます。

家庭でできる浮き指対策

巻き爪の原因の一つとなる浮き指対策として家庭でできることは「指に力がかかるように意識する」ことです。
僕は専門家ではないので、ネットで調べてみたことをまとめると。
歩き方を意識するのかポイントのようです。

歩くときは踵から着地し、指先に向かって重心がスムーズに移動し、最後は指で地面をけり出すように意識すると良いそうです。
つまり指先に圧を掛けるよう意識するということですね。
また、指が上手く動かせていないのも下人

他には椅子に座った状態で、足の指先で床を掴むようなトレーニングをするのも効果的なようです。
指に圧はかからないのですが、お風呂に入っている時に足の指をグーパーすることで、指を動かすトレーニングになって

話しが剃れてしまいましたが、実際に巻き爪の切り方についてお話ししましょう。

重度の巻き爪はお医者さんへ

巻き爪が酷くなって炎症が発生していたり、歩くときに痛みがあるようでしたら、お医者さんに相談してください。
テープで養生したり、クリップのようなもので爪を矯正したり、外科的なアプローチをしてくれるそうです。
指先の痛みをかばって歩くと変な姿勢になってしまいますから、二次的な問題(膝の痛みや腰の痛み)に発展するかも知れません。
痛みがあるようなら、無理をせずお医者さんへ。

爪の切り方

爪の切り方

この切り方は訪問看護師さんに教えて頂いた切り方なのですが、
指先と同じ長さか指が少しでるくらいの位置で、爪をまっすぐ切り、
さらに角を切り落とすように切るのが良いようです。
仕上げにヤスリをけるとさらに良いでしょう。
ちょっとでもとんがっていると靴下を履かせるときに引っかかっちゃうんですよね。

爪は短すぎても陥入爪という違う問題が発生するので、深爪にならないように気を付けてください。

爪切りに必要な道具

爪切り、ニッパ(爪切り専用)、ヤスリの3つです。
爪の形が特殊で切りにくい場合はニッパやヤスリを併用した方がいいですが、最初は爪切りだけでも大丈夫です。

爪切り

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この記事を書いた人

1982年生まれ。 おばあちゃんに可愛がられて育つ。
脳梗塞で介護度5になってしまったおばあちゃんの介護を通して、感じたことを発信しています。

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