自宅でシャワー浴をするようになり、普通の浴槽の椅子だと小さいし転びそうだったので、色々検討し、アロン化成の安寿折りたたみシャワーベンチを購入したので、レビューしてみたいと思います。
このシャワーベンチは、なんといっても肛門と陰部が洗える構造が特徴です。
こういったデザインのシャワーベンチは種類が少ないため、
筋力が弱っていたり、麻痺がある方の入浴介助をする場合にとてもありがたいです。
購入を検討している人の参考になればと思います。
折りたためるので場所を取らない
この商品は折りたたみができますので、使わないときはコンパクトに収納することができます。
折り畳み時の幅はだいたい17センチくらいです。
椅子って思いのほか場所をとるので、折りたためると便利ですよね。
開くときはロックを確認
説明書にも書いてありますが、開くときは座面の裏側にあるロックがカチッと言うまで押し込んでください。
ちょっときついので気を付けて。
座面と背もたれは外して洗えます
座面と背中の当たる面は色がついてますが、
ここのパーツは外して洗浄することができます!
材質はポリエチレンで、触っても冷たさを感じにくい素材です。
プールの授業で使ったビート板と同じような材質です。
肘あての部分も色がついていますが、こちらは外せませんでした。
材質はゴムっぽい感じで滑りにくいです。
足の長さは調節ができます
金色の突起を押して伸縮させてください。
脚の底には適度に柔らかいゴムが付いているので、滑りにくく、浴室を傷つけることもないでしょう。
よく見ると、底に穴が空いています。 水抜きでしょうか?
座面はこんな感じ
座面の溝はシャワーヘッドが入るだけのスペースがありますので、
ここにシャワーを入れたり、手を入れて、肛門や陰部を洗浄することができます。
まとめ
使用してみてわかったのですが、お尻が横滑りして、お尻の谷間が溝から外れると全く洗えないので、お尻が横に滑らないような工夫が必要かも知れません。
逆に体の大きい人でも使える設計です。
また、ひじ掛けがないデザインだと横滑りしたときに落下や転倒する危険性があることもわかりました。
筋力が弱ってきたり、麻痺がある方は肘あてがある商品が良いと思います。
お風呂で肛門や陰部が洗えるシャワーベンチ。
在宅介護で、家族でシャワー浴をしたいと考えている方にはオススメです。
我が家ではこの商品がないとシャワー浴は厳しいです。
少しお高い商品ですが、買ってよかった商品だったのでご紹介させて頂きました。