つかまり歩きが増えたらガラスには保護フィルムを貼ろう!

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足が弱くなると杖をついたり、物につかまりながら歩くようになりますが、そうなると心配なのが転倒です。
うっかり転んで、手をついた先にガラス製があったら大惨事になってしまいます。
できればガラス製品を排除するのが良いですが、ガラス窓や備え付けのガラス戸はなかなか排除できないものですよね。

というわけで今回は、杖やつかまり歩きが始まったら、ガラスに保護フィルムを貼ろう!というお話です。

目次

我が家の流血事件

「このガラス危ないかもな」と、うすうす危険について気が付いていても、そのうち対応すれば良いかと先送りにしちゃうものです。
我が家でもそうでした・・・しかし、事件って突然起きるのです。

ある日、祖母の着替えを父が介助していた時のこと、
僕は台所で洗い物をしていたのですが、祖母の介護部屋から大きな物音が!
慌てて部屋に駆け付けると、床には割れたガラスと飛び散る血のあと。
「おばあちゃん大丈夫!!」と祖母の心配をすると、祖母は下着姿で慌てた様子。
怪我は・・・していない!?
となると・・・そう、けがをしたのは父でした。(え、そっち!?)

血を流し、うなる父。
何があったのか聞いてみると、右麻痺の祖母のズボンを引っ張って脱がした時に、ズボンがすっぽ抜けて、後ろにあったガラス戸に腕を突っこんだらしい。
・・・。

足腰が弱くなった側ではなく、それを介助する側がケガをする場合もあるのです。

その後、割れたガラス戸はアクリル板に差し替えることにしました。
ガラス自体は割れてしまったので、今更保護フィルムを貼るわけにもいきませんし。

父はその後病院に行きましたが、もしガラスに保護フィルムが貼ってあったら、流血事件になることはなかったでしょう。

なんとなく「ここのガラスは危ないな」と思ったときが行動する時です!

ガラスを保護する3つの対策

具体的な方法ですが、

1.ガラスの保護フィルムを貼る
施工が簡単なのと、窓ガラスやガラス戸に使えて一番おすすめです。
欠点はガラスの表面形状(デコボコやすりガラス)によっては使えなかったりするので注意が必要です。
我が家ではガラスの表面がデコボコしている物が多く、保護フィルムが使えませんでした。

2.ポリカダンで覆うです。
窓ガラスやガラス戸であれば、ポリカダンというポリカ―ボネート製の板で覆うことができます。
樹脂製の板なので、もし裏側のガラスが割れても、ガラスの飛散を抑えることができます。
おばあちゃんの部屋の窓ガラスはポリカダンを入れてあります。

3.ガラスをアクリル板に置き換える
これはガラス戸専用になってしまいますが、ガラスをアクリル板に置き換える方法です。
コストと手間が掛かるので、あまりお手軽ではありませんが、ガラスのような透明度と、樹脂であるため割れづらく、割れても飛び散らないという性質があります。

以上の2と3は施工が必要なので、DIYが好きな人向けです。(ちなみに僕はDIY大好きです!)
となると一番現実的なのが、1の保護フィルムを貼る方法です。

ここではガラスの保護フィルムの貼り方については解説しませんが、商品だけ紹介しておきますね。
商品ごとに水で貼れるタイプや、糊が付いているタイプなどあり、ミラー効果(外から家の中が見えづらい)やUVカット機能の付いたものもあります。

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この記事を書いた人

1982年生まれ。 おばあちゃんに可愛がられて育つ。
脳梗塞で介護度5になってしまったおばあちゃんの介護を通して、感じたことを発信しています。

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